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家族と暮らす家で、自分だけの時間は満喫できる?〈1〉
結婚したら、子どもが生まれたら、自分の趣味を楽しむ時間がなくなった!
私(ミヤ)の周りには、そんな風に嘆く人が多いのですが…。
今回は、そんな嘆きを解消したいというご家族からのオーダー。


今回、登場していただいた川瀬登久さんは、三井ホームデザイン研究所第2建築設計グループ関西設計室のチーフデザイナー。

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1985年に、三井ホーム株式会社大阪支店入社以来、注文住宅や建て売り住宅、モデルハウス、商業施設などの設計を手掛ける1級建築士です。
'89年、'97年、'01年には社内コンペにて、入選。
ここ数年間は、年間平均14棟の注文住宅を設計しているとのこと。
ご自身が設計を手がけた住宅のご家族と、交流が続くこともあり、しばしばお宅に招かれることもあるとか。
この空想住宅でご提案いただいた家について話す時も、真剣そのもの。
家づくりに向き合う真摯な姿勢が、多くの施主さんの心をつかむのだろうな〜と感じました。

――「今回の依頼主は、30代のご夫婦とお子様二人の4人家族です」
川瀬「ずっと賃貸で暮らしてきたけれど、子どものこと、将来のことを考えて家を購入しようと思う年代層ですね。この年齢って、仕事や家事、育児などですごく忙しいんです、人生の中で。だから、自分の城と呼べる空間が欲しいと思うんですよ」
――「依頼主のご夫婦も、“趣味を楽しめる空間を充実させたい”と言ってます」
川瀬「映画好きのご主人と、料理が得意の奥様ですね。近頃は、AV機器も高品質のものが多数販売されていて、シアタールームの充実度も以前に比べると、格段にアップしました。キッチンもプロ顔負けのアイテムが増えてます。その辺りは、僕たちプロも研究していますし、こだわりの強い施主さんになると、自ら調べて、この機材を使ってと言われることもあります」
――「へぇ〜。自分が納得したものが置いてある部屋で過ごすのって、それだけで気分がいいですよね。家族ができると、自分の時間ってなかなか持てないと思いますが、限られた時間であっても、自分だけの空間に、こだわりのものが溢れていれば、ホッとした気分になれると思います」
川瀬「とは言え、お子様も、そろそろ思春期だし、家族での会話も大事になってきますよ。その辺りのことも配慮しながら、設計しなくては。いくら、設計上、ステキな家でも、家族がバラバラだと、それはいい家とは言えません」
――「本当にそうですね。川瀬さんの空想住宅、どんな風に仕上がるか、楽しみにしてます!」

というわけで、今回の依頼をまとめてみました。
次回からは、このオーダーに応えた家づくりプランを紹介します!
●家族構成:夫(38歳)食品メーカー勤務、妻(36歳)専業主婦、長女(13歳)中学生、長男(8歳)小学生
●家族のプロフィール:大阪府南部の賃貸マンションに住んでいたが、子どもに良い環境を、と自然と歴史に囲まれた勢野に戸建てを希望。夫は映画好きでオーディオマニア。現在の賃貸生活では、年々増加するビデオテープやDVDの収納場所にも困っているという状況。妻は、得意の料理の腕を生かし、主婦友達を招いて、料理レッスンをすることも。
●住まいの希望:隣近所に気兼ねなく、大音量で、心ゆくまで映画や音楽を楽しみたいというのが夫の希望。妻の方も料理レッスンをゆったりとしたキッチンで行いたい。賃貸マンションのキッチンではせいぜい3人を招くのが限度。使いやすいキッチンと数々のハーブ類を地植したイングリッシュガーデン風の庭が欲しい。また、思春期に差し掛かった子どもたちとの会話も絶えることなく、家族としてコミュニケーションをはかりやすい工夫を家の中に取り込みたい。
(ミヤ)

……次回へ続きます

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11/21 10:00 | 川瀬登久の空想住宅 | CM:0 | TB:0
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