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四季を取り入れた家〈3〉
前回、いきなり、「家の真ん中に庭を作る」と宣言された河野さん。なかなか、フムフムなお話に、中庭付き住宅のステキな暮らしが浮かんできました。

ウチだったり、ソトだったり
――「さて、家の真ん中に庭を作る、ということですが、実際にはどのようなものになるんでしょう?」
河野「中庭に面した部屋の窓を全面ガラスにします。部屋の中まで光が十分入るし、外との隔たりも感じにくいんです」
――「家の中にいても、家の外で過ごしているような感覚になるかもしれませんね」
河野「そう。それが狙いです。中庭は、言ってみれば、“内と外のあいまいな場所”なんです。一応、中『庭』と言ってますが、壁や窓に囲まれた空間なので、家の中の空間と、とらえることもできるようにしました」
――「具体的には、どんな過ごし方ができるんですか?」
河野「それは、ご家族の好きなように、と言いたいのですが、いろんな演出を楽しめる空間としての可能性を持っていますよ」

kawano04

――「いろんな演出って?」
河野「例えば、四季に応じて使い方を変えるのもいいんです。春には桜の花を大きな器に入れて、花見を楽しんだり、夏は床面に敷き詰めていた板を取り外して、湯浴みをしたり、秋には季節の食材を使ったホームパーティーをしたり、温かいブランケットに体を包んで、冬の星空を眺めたり……」
――「いいですね、家族はもちろん、友人を招くのもあり、ですね」
河野「半外階段で、2階のテラスバルコニーやルーフバルコニーに行って、中庭の緑を眺めつつ、3時のお茶をする。それも、日常的な楽しみの一案です」
――「家の外でも、中でも、とにかく、家中のいろんな場所で、自然を感じられるのがいい。こんな家で暮らせば、五感が冴えそうです」
(ミヤ)

……次号に続きます
11/07 00:22 | 河野剛成の空想住宅 | CM:2 | TB:0
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