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好みの違いを認め合う、互いの行動を尊重するという『個の時代』、
リビングのあり方も変わるべきでは?と提言する山田さん。 かつての、家族みんなを引き寄せたテレビに変わるもの、 それは、パソコン、DVDといった情報メディア。 それらを全部、ダイニングキッチンまで含めたリビングに 持ち込もうという提案です。 したいことは、みなリビングで。 ――「リビングをテレビ鑑賞ではなく、情報収集の場にするってどういうことですか?」 山田「こういうことです。このスケッチを見てください」 ![]() ダイニングキッチン&リビングに、書棚とパソコンテーブルを設置。 中央のテーブルがダイニング、その上がキッチン。右の壁面は書棚とパソコンを設置したカウンターテーブル。 左の壁面には、上からキッチンキャビネット、リビングキャビネットにテレビ。 手前のスペースは畳敷きにしても。 ![]() 山田「真ん中のテーブルはダイニング、その上がキッチンです。青いのがシンクでコンロが並んでいます。右の壁の茶色の部分、カウンターテーブルなんです。間に天井までの書棚を入れます。テーブルの前方はガラスサッシとか窓で外が見えるといいですよね。 で、左の壁面はキッチンとリビングのキャビネットを入れて、テレビをここに。手前の空間は畳敷きにしてもいいですね。その場合、ダイニングテーブルをもっと長くして、座卓も作るとか」 ――「なんか、ネットカフェみたい?お母さんがキッチンに立ってて、お父さんはテレビを観てるとか、本を読む、子どもはパソコンでインターネット」 山田「子どもがゲーム、お父さんがインターネットが多いかも(笑)。お母さんの趣味の手芸やクラフトもここに場所を作ればいい。それで、このカウンターで親子で勉強もしちゃうんですよ。ネットで調べ物もすぐできる」 ――「ああ、成績優秀な子どものほとんどは、リビングで勉強してたっていうハナシもありますね。それに子どもがどんなサイト見てるか、親は家事をしながら見られますね」 山田「ここに書棚を作ったのも、子どもって親の本の背表紙見て育つ部分ってあるなあと思ってのことです。DVDもCDもこの空間に収納すればいいでしょう。タイトルだけでも立派な情報。内容を知らなくとも、なにかしら子どもの志向や情操に影響あるはずです。ですのでここはぜひともオープンにしておきたいですね。まあ、女性の方は扉をつけたいとおっしゃる方が多いですが」 ――「見た目がすっきりしますしね。それにキッチンが近くにあるから、どうしてもニオイとか油汚れが気になりますし」 山田「強力な換気扇とパーテーションで大丈夫と思いますよ。このキッチンの位置は例えばのものです。左の壁面に向いてもいいですし、テーブルと向かい合って作ってもいいですし」 ――「それにしても思い切ったワンルームですよね。くつろぐってユルユル過ごすばかりじゃなくて、何か好きなことをしている、っていうことなんですね。一見受け身のようだけど、ポジティブなくつろぎがここに」 山田「極論ですが、このリビングがあれば個人のスペースは寝室だけでいいかなと思うんです。あとクローゼットと」 ――「かえって日本的かも」 山田「そう、着想のきっかけはそこなんです」 (ワダ) ……次回へ続きます ![]()
08/21 11:40 | 山田雄一の空想空間 |
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