希望が全部叶えられた間取り図にひと安心。
けれど真っ白なままの屋上庭園のスペースが気になります。
普通の庭のように緑を楽しめるのでしょうか?屋上でも好みのスタイルでガーデン作り―――「屋上庭園って、どんな風になるのでしょう?」栗生澤「はい、ここにイメージスケッチを用意してきました」
―――「へえ〜、リゾート地のホテルとかカフェみたい。こんなにいろいろ植物を植えられるのですね」栗生澤「高木や大量の樹木はちょっと無理ですけどね、たいていの草花や2mまでの中木までならいろいろ楽しめますよ。もちろん、ハーブも野菜も育てられます」
―――「水やりとかどうなんですか?乾きやすかったり、一度にできないとか……」栗生澤「自動灌水システムですから簡単です。人工土壌の下に保水パレットを敷いてましてね、この部分の水量を感知し必要なときに必要なだけ水分を補給します。雨水も利用して貯めておくのでムダがありません。
屋上庭園――私たちはルーフガーデンと呼んでいますが――は、ロングライフ住宅をコンセプトにしている旭化成ホームズの得意とする技術です。独自に開発した素材を使用して、重量を大幅に軽減しているんですね。だから建物への負荷がかなり少なくなっています」
―――「パンフレットには思ったよりたくさんの種類の植物が紹介されていますね。ムクゲ、シャクナゲ、オリーブ、ツツジ、バラ、アジサイ、コデマリ……知らない花もたくさん。ハーブは料理におなじみなのはほとんど。野菜もトマト、なす、キュウリ……ブルーベリーやラズベリー、果物もある。山椒もいいですね。何を育てたらいいのか、どんなスタイルにするか、ガーデニングの相談もお願いできるんですか?」栗生澤「もちろんです。スケッチにはありませんが床を芝生にすることもできますし。ガーデンファニチャーやデッキや縁石、腰壁の素材の選び方で、素朴なカントリー調、ロマンチックな洋風、落ち着いた和風などお好みのスタイルにできます」
―――「ホント、パンフレット見たら部屋のインテリアみたいにスタイルはいろいろ。花壇の縁石に古木を使ったりすると、自然の風格みたいなものがでますね。コンクリートやレンガ素材も、時間が経つととてもいい雰囲気」栗生澤「それと背景がいいんですよ。空に向かう空間は無限大でしょう。美しい山なみの広がる奈良の地なら、ルーフガーデンの魅力はさらに生きてくると思いますよ」
(ワダ)
……次回へ続きます