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宿泊ゲストも歓迎の二世帯住宅〈4〉

動線も収納もアイデア満載の中根さんの提案を聞いていると、
二世帯同居の大家族生活も楽しくやっていけそうな気分。
現代の生活感性に合った二世帯住宅の考え方を伺ってみました。


家族の絆を深める、家のチカラ。
――「二世帯住宅のお仕事って実際いかがですか?家族が多いと意見がまとまりにくいこともありそうですが」
中根「そうですね」
――「どんなところで意見がぶつかるのでしょう?」
中根「いえ、むしろお互い気を遣って言いたいことを抑えてらっしゃるケースが多いですね」
――「ああ、なるほど。遠慮しちゃうんですね」
中根「そう、だから私は個別に打ち合わせをします」
――「親世帯と子世帯、別々に?」
中根「そうです、別々に。どんな風に暮らしたいか、ご希望を細かく伺います」
――「世代が違えば親子といえども価値観に差異はありますからね。快適と感じるものも違う」
中根「新しい家には誰だって希望や理想は持っているはずです。たとえ漠然としたイメージだけであっても。そこを徹底的に聞き出すのです」
――「個別なら本音もいいやすい。そうやって聞き出した意見を、バランス良くまとめる……」
中根「それが私の仕事ですから。家族全員の最大限の満足を目指して描いてゆきます。
 家って構造や素材など、建築物としての上質さはもちろんですが、同時に家族の絆を深めてゆける、そんな包むような優しさのある間取りや機能も必要だと思います」
――「環境の気持ちへの影響って大きいですものね」
中根「それに二世帯住宅ってやがては世代交代する時を迎えるものでしょう。それを踏まえて子世帯は親世帯の気持ちになって間取りを考えると、何を選んでどう決めればいいのかが見えやすくなると思います」
――「なるほど〜、そこまで考えてヒヤリングをされるのですね。将来どんな暮らし方をしているか、未来のことを具体的に想像するのって案外難しいです。私も実際考えてみたら、理想はいろいろあるけど、それって今のことばかり。けれどいろんな一瞬一瞬をつなげた先に未来があるわけで、その両方をイメージしながら今回のプランをご提案いただいたのですね」

daiwa08

中根「家族にとって嬉しいことがあればもっと楽しく盛り上げ、ブルーな出来事は一人ひとり優しくフォローする、それが家の力だと思っています。日々の絆とその毎日をつなげる絆を宿す家。ですので今回のプランには『絆』とタイトルを付けました」〈了〉
(ワダ)

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05/08 11:00 | 中根理の空想住宅 | CM:0 | TB:0
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