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宿泊ゲストも歓迎の二世帯住宅〈3〉
親世帯、子世帯、そしてゲスト。3つの動線がすっきり決まったところで、
次に気になるのが収納の問題。たとえば、毎日使う靴やバッグ、
そして洗面台のまわりに置かれる化粧品や小物類。
これらはしまい込むのではなく、
いつもすぐ取り出せるところに置いておきたいものです。
けれど家族全員がそれをしてしまうと収拾がつかなくなって大変!
今回は、日常よく使うこまごました物の収納に的を絞って伺います。


家事が楽しくなる収納ユニットとサニタリー空間
――「二世帯同居で家族が多くなると、その分物は多くなり収納にはなにかと工夫が必要です。洋服タンス的なウォークインクローゼットや、買い置き品、季節物の収納庫も大切な問題ですが、今回は特に日常よく使うものの収納についてのアイデアをお願いしておりました」
中根「はい、そうですね。毎日使うものは結局すぐ取り出せる場所に出しっぱなしになりますよね。その筆頭が靴。家族が多いと玄関はいつもなんとなく散らかりがちではないでしょうか」
――「下駄箱もすぐ満杯になってしまって、シューズラックを置いたりしますが、狭くなるし見た目にもきれいじゃない……」
中根「そう、玄関ってそれだけじゃないでしょう。旅行から帰ったばかりのトランクやゴルフバッグも置きませんか」
――「置きます。それで、落ち着いたら片づけるとか言って、何日もそのままに……」
中根「ありがちでしょう?なのでいっそ玄関を来客用と収納が付いた家族用に分けてしまってはいかがでしょう?」
――「それはいいですね!家族用の通用口だから気にせず置けますね。下駄箱とは別にラックや洋服掛けもあれば、花粉症の季節はコートをいったんここに掛けておけばいいし」

daiwa04

中根「このシューズクロークのアイデアは、実はアメニティプロデューサーの近藤典子さんと大和ハウスのコラボレーションによるものです。靴の他にも服、食品、日用品などがあり、収納は使う場所に設けるというというのが基本的な考え方。すぐ取り出して、すぐ片づける。これならいつもすっきり暮らせます」
――「なるほど〜(パンフレットを見る)……さすが、どれもこういうのが欲しかった!という収納ですね。アイデアの面白さにひかれます」
中根「物が多い場所ということでは、洗濯・洗面・脱衣場のサニタリースペースもそうですね」
――「できる限り家で洗濯しようとしたり、汚れの種類に合わせて洗剤を買いそろえると結構な数になって、それが母親世代にとってはよけい非効率的に見えるようです。シャンプーや入浴剤も、気分に合わせて香りを選ぶため何種類かあるし。スキンケアコスメやヘアケア剤に至っては、家族みんな専用の物を持つでしょう。あとタオルにドライヤーに……」
中根「そうそう、暮らしの中ではとても大切な場所ですね。今回のプランでは宿泊ゲストの利用も考慮して、思い切って約3畳分の面積をとってみました」
――「それは広い!」
中根「洗面台は混雑しないように2つ設置。一つを手洗い洗濯に便利な大きめシンクにするのもいいですね。そして洗濯機や洗剤、たらいなどの備品、タオルや下着などは専用のクローゼットに入れてしまいます。扉を締めればすっきり片づきます。またこの3畳という広さは、万一介護が必要になったときの備えにもなるんですよ」
――「……!ああ、そこまで考えていませんでした!!そうですね、ゼッタイないとは言い切れないですものね」
中根「そして窓の外には坪庭を設け、緑が見えて、風の通る清々しい空間にしました。水回りに見える緑ってキレイでしょう」
――「目に付かない場所が快適だと、気持ちにもゆとりができそうです」
(ワダ)

……次回へ続きます


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05/01 11:00 | 中根理の空想住宅 | CM:0 | TB:0
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