ショールームのようなガレージスペース、オープンカフェみたいなダイニング、見せたくないものは隠して、けれど開放感も損なわない間仕切り扉。
1階ではおもてなしをテーマに素敵なアイデアを提案して下った設計士の一ッ矢さん。
2階も、そして外観も、わくわくするような仕掛けが工夫されています。回転扉で隠れ家?―――「2階の間取りはどうなっていますか?」一ッ矢「寝室とウォークインクローゼット、将来お子さんができたときのための子ども部屋――ここには可動式の収納棚を設置しています。これを間仕切りにして2つに分けることもできるんです。それと、もう一つのご趣味である音楽の部屋。防音壁にすれば、演奏もステレオの音も気になりませんよ」
―――「楽器の練習って、ついつい夜中に熱中しがちなんですよね。……で、ちょっと気になってたのですけど、ウォークインクローゼットの奥に『Library』って……しかも、この扉は回転式?」一ッ矢「まあ、男の隠れ家ってところですね。机と収納棚だけの」
―――「あら、防音ルームもあるし、隠れなくてもいいのでは?」一ッ矢「あはは、まあまあ、これもちょっとした遊びですよ。この回転扉、クローゼット側は鏡なんです。扉とはわからない」
―――「へえ、なんかドラマっぽい。それにクローゼットの奥というのが、またなんかヒミツめいてて。そうですねぇ、子どもの頃はお納戸の中とか押し入れにこんな感覚の空間を作って遊んでました」一ッ矢「気持ちはそんなところです。もちろん、奥様のスペースであってもいいんですよ」
白いキューブ型の外観。―――「1階、2階ともとってもカッコいい間取りですね。外観はどんな感じですか?」一ッ矢「バイクがインテリアという大胆な間取りですから、外観もそれに合わせてクールに決めたいと思い……私のイメージは断然、白い箱型。ほんのり光沢のきいた正方形のタイルを全面に使います。敷地を境界する塀も同じ素材。シンプルで直線的なデザインはきっと目をひくと思いますよ。素材の質感もいいので、都会的なモダンさと住宅街に調和する温もりを満たしたおしゃれな家になるでしょうね」
―――「素敵!真っ白のキューブ型の家なんてとってもカッコいい!けど、白は雨のシミとかですぐ汚れてしまいそう。メンテナンスの費用も考えると……」一ッ矢「白というと汚れや変色を気にされる方が多いですが、パナホーム独自の外壁素材キラテックならその心配がないんです。付着した汚れを光が分解し雨が流すという自浄力があるので、いつまでもきれいなままです」
―――「便利な技術ですねぇ。色や質感、タイルの形もいろいろで……」一ッ矢「それにセルフクリーニング力に加えて、大気中の窒素酸化物質を分解するというエコ効果もあります」
―――「世の中のものみんな、こんな、環境にいい素材になればいいですね」一ッ矢「これからはこのような考え方が進んでゆくでしょう、共生とか双方向とか……。そんな意味では家づくりを考えるときも、住まう人の快適さにプラスして、コミュニケーション――快適なおもてなしも備えておきたいですね。アトリエ感覚のリビングとか、広めのダイニング、お客様のウエイティングスペースなど、人が集いやすい家は日常をもっと心豊かなものにしてくれるでしょう」〈了〉
(ワダ)