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オートバイが大好きで毎日だって乗りたいくらいだけど、休日しか乗れない。
だからふだんはいつも目の届くところに置いて眺めておきたい――。 そんな声に応えて提案されたのが、家の中にショールームのようなギャラリースペースを作ってしまおう!という遊び心いっぱいの間取り。 日常に趣味の刺激をもたらす、シンプルだけどとっても贅沢な住まいです。 今回お願いしたのは、パナホーム(株)奈良支社設計部の一ッ矢善正さん。 2級建築士のほか福祉住環境コーディネーター3級の資格も取得し、人をいたわる優しい住まい作りに取り組まれています。 ![]() 1973年京都府生まれ、摂南大学工学部建築学科卒業。入社後インテリアデザインを経てて、現在の建物設計・外構設計へ。インテリアデザイン、設計併せて手掛けた住宅は350棟以上。作品は八木展示場と田原本展示場で見られます。趣味は建築の見学を兼ねたドライブ。大の植物好きで家の中は観葉植物でいっぱいなのだそうです。 ―――「今回依頼のご家族は、会社勤務の30代のカップル、お子さんはいません。ご夫婦でオートバイが趣味。まとまった休みができるとツーリングに出掛けるそうです」 一ッ矢「いいですね。私も休日は車で遠出しますよ。いい建築を観るために」 ―――「バイクは1400ccと1100cc、750cc、あと通勤用のスクーターが2台。それと、ご主人が音楽が趣味でCDとそれに本が常時6畳の部屋を占拠してるくらいあるのだそうです。加えてギターのコレクションも数本。奥様はバイク以外、特に趣味はないということでしたが、よくよく聞けば料理が好きなんだそうですね。近所に住む姉弟とかご主人のバンド仲間とか、来客があるとすぐにちょこちょこっと作って宴会になってしまうそうです」 一ッ矢「奥様は仕事をされてて、休日はツーリングを楽しんで、来客もしょっちゅうあって、となるとけっこう忙しいんじゃないですかね」 ―――「そうみたいです。料理は好きだけど掃除、というより、片づけ、整理整頓が苦手。やりだしたら大々的になって、日常のこまめなお片づけができない……と」 一ッ矢「そうおっしゃる方、多いですよ。家事でも得手不得手、好きなものと億劫な分野があるでしょうね」 ―――「依頼者からの設計の希望は、今、オートバイは住まいから離れたところにあるガレージに置いてるのでメンテナンスに不便、とにかく思い立ったときにバイクを触れるようガレージと整備のスペースを確保したいとのことです。それとCDと本の収納スペースも」 一ッ矢「わかりました。来客が多いのに整理整頓が苦手という問題も解決できたらいいですね。短時間ですっきりスペースを作れるように」 ―――「それは誰にとっても夢みたい!」 スペースの必要な趣味を家で楽しめるのは、戸建て住宅ならではの魅力。 注文建築で造るなら、なにかちょっと遊び心は欲しいところです。 希望はたくさんあるけれど、イメージばかりできちんと説明できないという依頼者の心配をヨソに、一ッ矢さんは若い大人のカップルによく似合う、シンプルでスタイリッシュな設計を提案してくださいました。 次回からそのプレゼンテーションを詳しくご紹介します。 (ワダ) ……次回へ続きます ![]() * コメント *
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